2019 July

 

 
 
久しぶりの香港、小さな通りに所狭しと並ぶキッチュな小物のお店を眺めるのは仕事の合間の楽しい気分転換。パンダグッズはお土産の定番、マグネットで壁に張り付くパンダやフックが付いている「ぶら下がりパンダ」などバリエーションも豊富。モノトーンなので私の装いにもぴったり?シマウマやパンダ、動物界の配色の不思議・・・。

 

 

   
 
 
香港で打ち合わせに行くと必ず出て来る中国茶。私は中国茶のカフェインに弱く困っていると「目が疲れたでしょう?」とお馴染みの取引先のマダム。ガラスのティーカップに真っ赤な実が浮かぶクコの実のお茶、目に良いと言われるクコの実をこんな風にお茶にするのも初めて、医食同源を地で行く美しい香港マダム。

 

 

   
 
 
1997年の中国返還までイギリス領だった香港、今もその名残りは至る所に残る。コンセントのプラグは3タイプ、ミニマルなインテリアのホテルでもコンセントボックスだけが異様に大きく目立つ。イギリス式の3つ足のプラグを使うのも久しぶり。

 

 

 
 
 
香港の出張はは短い滞在で取引先との打ち合わせも過密、日中の喧騒にも疲れる。早目にホテルに戻りのんびり過ごすのが私流。香港ならではのコンビニスィーツやお茶も楽しく今晩はこの「解茶」、
極品、去油、解脂と解りやすい。それにしても漢字は本当に便利、ヨーロッパの友人が「中国語も解るの?」と不思議に思うのも無理はない。

 

 

 
 
香港名物のキッチュなネオンが輝くメインストリートのネイザンロード、「医食同源」の看板を掲げた乾物屋さんを覗く。取引先のマダムのアドヴァイス、スーパーフードのキクラゲをはじめ乾物のバリエーションの豊富さに驚く。全てのアイテムを繰り返し並べる香港スタイル、ずらりと並んだアワビの缶詰めにアンディウォーホールの絵を思い出す。

 

 

   
 
 
淡水真珠をはじめ天然石はそれぞれに個体差があるので一つひとつ細かく計測する。膨大な数の石を前に気の遠くなるような作業が続く。それでも私にっては真珠や石に囲まれ静かに素材と向き合う何とも幸せな時間、三種の神器のような大切なツールをお供に。

 

 

 
 
 
ようやく全てのアポイントを終え空港へ。広大なロビーには全てのツールが揃い更に「免費」、つまり無料なのも香港空港ならでは。一人で幾つものPC機器を持って空港で仕事をするビジネスマンも多くベンチには各々のコンセントバー、即座にコードだらけのマイ・オフィスが出来上がる。

 

 

   
 
 
香港から帰国するとスタッフから素敵なプレゼントが届く。真っ白な箱にたっぷりのリボン、喧噪と極彩色の香港に少し疲れた私には目にも優しい贈り物。美しい箱はドライフラワーを入れてリサイクル、次はテーブルを飾る。

 

 

   
 
 
友人のご実家から毎年送って頂くさくらんぼ。小粒ながら濃厚な甘さが印象的な青森のさくらんぼ、鮮やかな色のグラデーションはまるで宝石のよう。天然の色の美しさと可愛らしいその姿に癒される。

 

 

 
 
フランスから香港と長かった出張も終わりようやく皆が揃うアトリエ。お土産を選ぶのも楽しくチーズの木箱やカード、シールを使ってオリジナルのラッピング。皆さんの思い出に残るプレゼントになりますように・・・。

 

 

 
 
 
久しぶりのアトリエ・ディナー。マクロビやヴィーガンなど食のスタイルも様々、フレッシュなお野菜を各自が持ち寄る。ビオのトマトやナス、枝豆の大きさと艶、瑞々しさに驚く。主人の実家から届いた新じゃがはまだ土の匂いがする正真正銘のオーガニック。天然の色や形の美しさに皆で感動する素敵なディナーに。

 

 

 
 
 
主人の実家から届いた新じゃがの煮物、小さな趣味の家庭菜園とは思えない収穫ぶりに驚く。カルシウムたっぷりのひじきと併せて元気に夏を乗り切りたい。

 

 

 
 
 
7月も半ばを過ぎると軽井沢もさすがに暑くなる。お庭にも夏の花が次々に咲き始め自然の暦の不思議さを感じつつ
朝のお散歩も楽しい季節。鬱蒼と茂る森の中に宝石のように輝く可憐な花を探す。

 

 

 
 
 
ヴェトナムの市場で買った漆の大皿はもう20年くらい使っている愛用の品、薄く塗られた漆がところどころ剥げて来たので漆工房にリペアに出す。マニアックなアトリエも興味深く、職人さんに細やかに相談に乗って頂く。

 

 

 
 
 
子供の頃、集めたリボンを入れていた懐かしい瓢箪の入れ物。エスニックな彫り模様が美しく母のお気に入りだったこの瓢箪、どこかの国のお土産に頂いたのだろうか?裏に彫ってある「1952」の文字、今となってはわからない・・・

 

 

   
 
 
光陰矢の如しと思う暇もなくあっという間に上半期が終わる。毎年年末になって慌てて整理する名刺、今年はその反省を込めて上半期分をまず入力。何事も「溜めない」が基本と解ってはいるけれど・・・。たくさんの人に会う機会に恵まれたことに感謝する。

 

 

   
 
 
テニスも復活して早2年、さすがに初心者用では飽き足らなくなり新しいラケットを購入する。テニスショップでガットを選んだり張り具合を確かめたり・・・、テニスに熱中していた中学生の頃を思い出す。あと一息、上手になりたいもの。

 

 

 
 
 
卒業式に学生さんから頂いた花束や結婚記念日に友人達から頂いたバラ。美しい形のままドライになるように逆さに吊るして数か月、ドライフラワーのアレンジを作る。陰影のある美しさはオブジェのようで生花よりアーティスティック、素敵なテーブルのセンターピースに。

 

 

   
 
 
mono index 早くも夏の旅行のお土産に金沢の金箔抹茶カステラを頂く。カステラとは思えない濃厚な抹茶の風味にキラキラ光る金箔、昔銀紙を噛んでしまった時の思い出が蘇りなかなか頂けない・・・。そんな思い出があるのは私だけではないはず。 page top

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